黒川温泉  [和田厨房道具]

最近、テレビを見ててうちの商店街も見習わなくてはいけないなぁと、思う番組がありました。黒川温泉についての特集でした。もともと黒川温泉は地図にものらないような温泉地だったそうです。その温泉地がどのようにして人を呼ぶ温泉地に変わっていったのかについての特集でした。内容は割愛しますが、24店舗の宿それぞれがひとつの部屋で、道が廊下で町全体が宿だという考え方です。入湯手形を利用すれば宿泊をしていない宿でも温泉の利用を可能にしたり、入湯していただいた宿には、利用分だけの利益を分配されるなどのシステムを日本で最初に行った温泉地だそうです。他の温泉地でも同様のことをしますが、うまくいかないそうです。
私共の商店街でも学ぶ点が多くあると思います。自店の利益を考えるだけでなく、協力のできるところはお互い助け合い利益が全体に満遍なくいくような商店街作りになることを節に願います。